審査員メッセージ:花澤 裕二

花澤 裕二
日経デザイン編集長

早稲田大学政治経済学部卒業。日経BP 社入社。日経ビジネス、日経レストラン、日経ベンチャー(現・日経トップリーダー)、日経情報ストラテジー、日経エコロジーなどを経て2011 年より日経デザインで「経営とデザイン」をテーマに取材活動に携わる。2016 年10 月より現職。

コンペ応募者へのメッセージ

アッシュコンセプトが15周年を迎え、初のデザインコンペを開催する――デザイナーにとって、ものすごいチャンスです。
なにしろ、同社はあの「アニマルラバーバンド」をはじめ、デザイナーとのコラボレーションで数々のヒット商品を生んできた実績を持つからです。ああ、私にも良いアイデアがあったら応募したい! 商品化まではきっと大変な苦労があるとは思いますが、千載一遇のチャンスをぜひ、ものにしてください。

印象に残っているアイテム

+d カオマル
+d カップメン
+d アニマルラバーバンド
+d ツンツン
+d オリシキ

「カオマル」や「カップメン」は決して生活必需品というわけではないのに、「あるといいね!」というこちらのツボを突いてくるタイプの商品。特に「カオマル」はあの触感が忘れられません。一方、「アニマルラバーバンド」や「ツンツン」「オリシキ」は、いつも身の回りで使っているものをちょっとしたアイデアによってより楽しく、使いやすくしてくれるタイプ。どちらのタイプにもデザイナーが持つ豊かな発想力や観察力を感じます。
もちろん、このほかにも印象に残っているアイテムはいろいろあります。+d ではありませんが、実は珪藻土でつくったバスマット「soil*」も大好きです。

*soil:2008年よりアッシュコンセプトが、デザインプロデュースを行うパートナーブランド。左官の技術や材料(珪藻土)を用いて、人や環境にやさしいプロダクトを展開。

審査員メッセージ:花澤 裕二