第2回目の占部さんに引き続き、第3回目は2013年のMAUコンペで商品化となった
「Pinclip」のデザイナー、長塚さんにMAUコンペ事務局スタッフがインタビューをおこないました。
長塚さんは2014年に武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科 インテリアデザインコースを卒業し、
大学4年生の時にコンペに参加してくれました。
MAUコンペに参加した理由を教えてください。
長塚さん：学生時代、自分のデザインしたものが世に出る事への強い憧れがありました。
そんな時にMAUコンペという機会を与えて頂き、とても運が良かったです。
事務局スタッフ：作品から商品にするプロセスを学生のうちから経験することで、
1人のデザイナーとして、ものづくりに向き合うきっかけとなってくれていたら嬉しいです。
Pinclipを思いついたきっかけをお聞かせください。
長塚さん：以前からクリップで新しいものができないかと考えていました。
今までもクリップでデザインされたものはありましたが、絵を一筆書きしたようなものなど平面的に手を加えたものが多く、ピンときませんでした。
クリップを平面的に考えるだけでなく、ピンを立たせるように立体的に考えられたことが、Pinclipの思いついたきっかけになりました。
事務局スタッフ：今までにありそうでなかった画期的なアイデアですよね。シンプルに物事を解決している所が、とても伝わりやすいプロダクトだと思います。
実際に自分のアイデアが商品化して感じたこと・変わったことなどはありますか？
長塚さん：店頭で売られているのを見ると非常に感慨深いです。
今後も飽き足らず、デザインに関わっていきたいと思いました。
事務局スタッフ：弊社直営店のKONCENTはもちろんですが、日本を超えて海外でも販売されます。
旅先で自分のデザインに出会ったりすると嬉しいですよね。
MAUコンペに参加する方々へ一言！
長塚さん：皆さまが上手くいくことを願っています！
事務局スタッフ：皆さまへのエールありがとうございます！沢山のご応募おまちしております。
長塚さん、インタビューにお答え頂きありがとうございました。
次回は7/4の更新を予定しております。
長塚 康典（Yasunori Nagatsuka）
1991年東京都生まれ。
2014年 武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科 インテリアデザインコース卒業。
現在は家具・インテリアメーカーにて設計などを行う。
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